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2008年10月25日 (土)

「ハック=仕事の技術

「ハック=仕事の技術」とすると、その分野の先駆者として、私は渡部昇一さんの『知的生活の方法』とか、立花隆さんの『「知」のソフトウェア』(ともに講談社現代新書)などを愛読していました。小山さんの評価はいかがでしょうか。
小山 どちらもいい本だと思いますが、博識を強調する部分に疑問も感じます。哲学の体系化をもくろんだヘーゲル的というんでしょうか。
── ヘーゲルは駄目ですか。
小山 いや、刊行当時はそれでよかったと思います。でも今はすべてを体系化しようとするヘーゲル的思考では物事をうまく捉えきれません。例えば、SNSの分野でミクシィが一人勝ちしていますが、かと言って、このまま安泰というわけでもなく、マイスペースやFace Bookなどの追随が出てきて激しく追い上げています。これを、歴史の発展原則を唱えたヘーゲルみたいに、「次はマイスペースが勝ちます」とは言えないでしょう。またこれから、どんな新しいコミュニケーションツールがでてくるかも予測できません。そんななかで、「世界を体系化して捉えよう」という試みは、成功しにくい。

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